ロック・バンド『RADWIMPS』のボーカル・野田洋次郎さんは子供の頃、イジメや不登校などの経験があったそうです。
そんな野田洋次郎さんが、現在不登校で悩んでいる子供達にメッセージを送っています。
やはり自分が体験した事がある人からのメッセージって、なんだか違いますよね。
心にしみるというか・・・
そんなイジメや不登校で悩んでいる子供達へ、野田洋次郎の言葉が響けば良いなぁと思います。
天才と言われる RADWIMPSボーカル・野田洋次郎
この投稿をInstagramで見る
野田洋次郎(のだ ようじろう)
誕生日 ・・・ 1985年7月5日(34歳)
身長 ・・・ 180cm
血液型 ・・・ A型
野田洋次郎さんは東京都生まれですが、幼稚園の頃アメリカに引っ越し、10歳の頃までアメリカで過ごしました。
その後日本に戻り、私立桐蔭学園中等教育学校を受験し、中高一貫校ですので高校まで通い、大学は慶應義塾大学に入学しています。
高校の頃にバンド『RADWIMPS』を結成します。
バンド名の『RADWIMPS』は、強いという意味の『rad』と、弱虫という意味の『wimp』を組み合わせたもの。
その野田洋次郎さんが書く歌詞の表現力が『天才!』と言われていたり、映画『トイレのピエタ』では主演を務めていらっしゃいますが、その演技がまた素晴らしい!と絶賛されています。
帰国子女なので、もちろん英語は堪能なんですが、多才な方が英語を話すと、ますます天才に見えますね。
英語はただの言葉で、生活する上で誰もが話す言葉の1つなんですけど、アジア人にとって『英語が話せる = 賢い』なんてイメージもありますからね。
これだけ多才な人が、更に英語が話せるとあれば、余計にかっこいいですね。
RADWIMPSボーカル・野田洋次郎はイジメられていた過去を持つ
この投稿をInstagramで見る
映画 「君の名は」や「天気の子」の主題歌を歌うRADWIMPSの野田洋次郎さんは、10代の頃、いじめ、不登校、を経験したと言います。
小学校だけでも、アメリカで3校、日本で1校、合計4回も変わったそうです。
転校生って、最初は大変ですよね。
急にイジメられる事はなかったとしても、やはりもうすでに出来上がっているクラスに一人だけあとから馴染むのは大変な事だと思います。
野田洋次郎さんは、『転校のたびに学校やクラスの常識、ルール、空気は一変し、毎回イチから。といった状況の中、自分はどこに行ってもマイノリティー、異物のような感覚がずっとあった。』とおっしゃっています。
ロスにいた頃は、日本人も多かったそうです。
しかし、野田さんは日本人より外国人の人たちと仲が良かったそうで、それを面白く思わない日本人に、無視されたり、時には殴られたりしたと言います。
意外ですね。
日本人といってもアメリカに住むと、周りの環境に慣れると思うんですけどね。
特にアメリカなどでは、自分自身の意見をしっかりもつという習慣がありますので、そういった習慣に自分も慣れていくものだと思っていましたが・・・
しかし、同じ日本人だからこそ気になったりして、干渉する人もいるんですね。
ロスでは、そんな日本人にイジメられた過去を持つ野田さんですが、日本に帰ってからもアメリカ帰りという事で、からかわれたり茶化される事もあったそうです。
結局、嫌がらせの様な言葉や行動をされなくなったのは、反撃に出たから。
『いい加減にしろ!』と怒鳴りキレた事と、背も急激に伸びた事もあり、そこからパタっと無くなったそうです。
野田洋次郎がイジメられている子供へメッセージを送る
この投稿をInstagramで見る
現在、野田洋次郎さんはこれだけ有名になり、成功した人間だからこそ、今イジメなどで苦しんでる子供達に向けて、今だけじゃなく未来を考えて欲しいと言います。
「今とは違う未来はくる。逃げて、叫んで、泣いていい。君が操縦席に座る『君』を守ってほしい」
とメッセージを送っています。
自分の居場所を確立するために誰かをのけ者にする奴(やつ)、誰かをからかうことで注目を集めようとする奴、親や教師の前ではいい子ぶるのが天才的にうまい奴。そんな人間を軽蔑した。
それに野田さんは、『イジメていた人間は、それを認識していたなかったと思う。』とおっしゃっています。
それに『やられた方が、事細かく覚えている事を、やった方は1ミリだって覚えていないと思う。』と言っていますが、私も本当にそれは同感ですね。
1年の間で9月の始めは、10代の自殺件数が一番高くなると言います。
2学期が始まる事による気持ちの問題でしょう。
そこにはイジメという背景が必ずあると言われていますので、有名人でイジメを経験した方達の声を一度聞いてみて欲しいと思います。
今置かれている環境は、狭い場所。
社会に出れば、もっともっと広い場所があるという事をイメージ出来れば。。。と思ったりします。