現役プレイヤーで子供もいる女子バレー日本代表の荒木絵里香さん。
現在、ワールドカップで日本代表選手として試合に出場されていますが、チームの中でも荒木絵里香選手はベテランですよね。
そんな荒木絵里香選手の実力や経歴などのプレー技術や、最年長プレイヤーとしてご活躍され、注目を浴びている荒木さんの結婚、出産についても紹介していきたいと思います!
荒木絵里香年齢や経歴は
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荒木絵里香(あらき えりか)
生年月日 ・・・ 1984年8月3日(現在 35歳)
出身地 ・・・ 岡山県倉敷市
身長 ・・・ 186cm
血液型 ・・・ O型
所属 ・・・ トヨタ車体クインシーズ
荒木絵里香選手のお父さんは、早稲田大学ラグビー部OB、お母さんは体育の教師を務めていたそうです。
体育会系のご両親の血を引いているだけあって、やはり子供の頃から身体能力は優れていたようですね。
水泳や陸上クラブで幼いころから身体を鍛えていて、小学5年生でバレーボールを始めたそうです。
驚いたことは、小学5年生で既に身長が174cmもあったということです!
その後、すぐに荒木絵里香選手の実力は発揮され、中学時代はアクエリアス杯の選抜メンバーになり、オリンピック有望選手として選出までされています!
小学5年生から始めたのにこの短期間でオリンピック有望選手に選出されるとは、もちろん荒木選手の努力もあったのでしょうが、生まれながらにしてその才能が備わっていたのでしょうね。
高校は成徳学園高校、現在の下北沢成徳高校に通われていました。
ここでは春高バレー、インターハイ、国体優勝の高校3冠を達成しています!
これだけの実力の持ち主を誰も放っておくわけがありません。
高校を卒業したあと、荒木絵里香選手は2003年に東レ・アローズに入団しました。
なんと!ここでもすぐに実力を発揮しています!!
入団1年目にしてアタック決定率2位に入っているのです!
その後、荒木絵里香選手は全日本選手に登録されますが、アテネオリンピックでは残念ながら外されてしまいました。
2007年にワールドカップのスタメンに昇格し、その後、数々の賞を受賞します。
2008年北京オリンピックでは、ベストブロッカー賞を受賞しました。
代表を外されるなどのスランプもあったのでしょうが、荒木絵里香選手は返り咲きがとても速い!
もともとの実力があったのですぐに復活したのでしょうが、私たちの知らないところで、大変な努力と根性で戻ってきたのではないかと思っています。
そして遂に!2009年には荒木選手が全日本女子バレーのキャプテンに任命されました。
嬉しい!当然の結果です!
ですが残念なことに2012~2013年で現役を引退することを荒木選手が決意したのです。
でも、こんなに実力があるのにもったいない!はいと言えるはずがない!(>ω<)
やはり当時の監督に引き止められ、続行を決意したと公表されました。
続行に感謝です!!
その結果、2012年のロンドンオリンピックでなんと!全日本女子28年ぶりとなる銅メダルを獲得したのです!!!
荒木絵里香の結婚と家族について
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さて、荒木絵里香選手は、その後も更に数々の賞を受賞し、2013年6月に元ラグビー選手の四宮洋平さんと入籍したことを公表されました。
引退を決意した当時は、結婚も視野に入れていたのでしょうね。
その後荒木選手は、2014年1月に女の子を出産されたことをご自身のツイッターで報告されています。
ん??となると、時期から考えると・・・
これはデキ婚!?
・・とまぁ、そんな荒木選手の旦那さまについてご紹介したいと思います。
元日本代表のラグビー選手である四宮洋平(しのみやようへい)さんですが、荒木さんより6歳年上です。
3/15(日)「Japan Women's Sevens」@瑞穂/「加入が決まった佐野高校の井澤さくら、東京女子体育大学時代は、バスケをしていた松永美穂、以前発表した青木蘭、山本久代がデビュー戦となる。」/四宮洋平オフィシャルブログ http://t.co/FHvXuTuYc8
— planetsurf (@planetsurf15) March 13, 2015
2011年の「アスリート会」で、お二人は出逢ったようですね。
きっと四宮洋平さんも、元ラグビーをされていたお父様をお持ちの荒木選手との親交は、深まるのも早かったでしょうねー。
さて、お二人のお子様ですが、2014年1月にお生まれになりました。
女の子で名前は『和香ちゃん』
荒木選手は10代の頃から月経痛に悩まされ、頭痛や吐き気の症状もあったようです。
試合に出場できないくらいのときもあったそうで、自分が結婚しても妊娠できるかどうかずっと不安だったようなんです。
私も同じ様な感じでしたから、荒木選手の気持ち解るなぁ。。。
出産してから、ピタっと月経痛は無くなったので、きっと荒木選手も同じだったのでは?と思ったりします。
最近では、わかちゃんの5歳のお誕生日のお祝いをツイッターにて報告されています。
和香、5歳の誕生日おめでとう‼︎
なんでも楽しんでチャレンジする娘から学ぶこと、気付きがたくさん!
いつも笑顔とエネルギーをありがとう!時々エネルギー持っていかれるけど…笑
これからもあなたと共に成長していかせてね(^^) pic.twitter.com/boNwtoGeq3— 荒木絵里香 (@erichina11) January 21, 2019
わかちゃんへの愛情が溢れているなぁと思いますねー!
さて、荒木選手はご出産後、いつ現役に復帰されたのでしょう?
これまたビックリなんですが、産後半年で復帰しています!
2014年の6月に上尾メディックスで復帰しているんですよねー。
そして同年11月にはチームのプレミアリーグで初勝利ですよ!
やっぱり荒木選手って、すごい!
すごいと言う文字だけで表現するのが失礼なくらい、ほんとにすごい!
2015年の5月に全日本代表に復帰され、現在はトヨタ車体クインシーズに移籍しました。
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そして2017~2018年のシーズンプレミアリーグでトヨタ車体クインシーズの最高位となる3位にも貢献しています。
期待を裏切らない荒木絵里香選手、どこに行っても貢献し、活躍されて、ほんとバレーボール界の神と言ってもよいでしょう!
荒木絵里香の技術や実力!サーブやブロックが凄い!
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荒木絵里香選手の身長は186cmもありますし、ベストブロッカー賞にも選ばれているので、ブロックが荒木選手の強み、武器となっています。
数々の賞を受賞し、チームや日本に貢献されている荒木選手は、現在全日本のミドルブロッカーとして活躍されています。
しかし、最近ではブロックだけではなくサーブで攻める姿が見受けられます。
それは出産後、ジャンプ力が落ちていると感じた荒木選手は、それをカバーするために他の技術を磨がれていたようです。
落ちていたとしても、荒木選手は現役復帰後にもブロッカー賞を獲得しているので、私達からしたら、どこが?と思ってしましますが、そういう努力が荒木選手の実力を、今もなお発揮させている要因となるのでしょう。
サーブについて荒木さんはこう述べています。
「サーブは、ブロックと同じぐらい、自分の大きな仕事の1つだと思ってずっとやっています。
チームの中でも、サーブでブレイクにつなげることが求められているのは感じるし、私はミドルブロッカーで、サーブのあとはベンチにさがって何もできない時間帯になるから、しっかり最後に何かいいプレーをして下がろう、という気持ちは常にあります」
いや~・・・ほんとに感心、尊敬としか言いようがありませんね。
2018世界選手権は荒木絵里香のサーブが流れを変えた
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有言実行!
荒木選手がまたもややってくれました。
2018年10月11日に行われた世界選手権バレー第2次ラウンド最終日のブラジル戦の日です!
第3次ラウンドに進むためには、1セットでも取れば獲得できると言う有利な試合だったというのにブラジルに、どんどんリードを許してしまいました。
しかし、18-22の場面で、サーブに下がった荒木絵里香選手が、この流れを変えてくれたのです!
連続サービスエースで同点へと追いつき、焦ったブラジルにミス!
23-22と日本が逆転に成功し、第1セットを奪い、3次ラウンドへ進むことが出来ました。
磨き上げた荒木選手のサーブの力が、ここで発揮し嬉しい切符を手に入れることが出来たのです。
1セットでも取れば第3次ラウンドに進出できるので、ここで第1セットを取った事でなんとか進出できましたが、結局フルセットの2-3でブラジルに敗退してしまったのは残念でしたが・・・^^;
しかし、荒木選手はどこまでも期待を裏切りませんね。
最年長ということもあり、大抵のアスリートが限界を感じ始める時期です。
それでも荒木絵里香選手はその衰えを見せるどころか、どんどん改革されています。
旦那さまやご家族の協力があって、こうやってご活躍出来ているのだと思いますが、ご結婚やご出産されても現役を務め、そして立派な成績を残している荒木選手には、女性からしたら尊敬でしかありません。
ほとんどの女性は、どうしても出産後は現役のようにバリバリと働く体力を保つことができない方が多いです。
私もその1人です。
こんなに衰えを知らない荒木さんを今後もずっと女性の鏡として応援せずにはいられません!!