焼き立てのパンってとても美味しいですよね!
手作りをすると、好きな時に焼き立ての美味しいパンを楽しむことが出来ます。(^^)
さて。。。
パン作りといえば、かかせないのが強力粉!
家に常備してある小麦粉というと、薄力粉が多いかと思うのですが、パン作りにはなぜ強力粉を使うんでしょうか?
それに、そもそも強力粉と薄力粉の違いって何でしょう?・・・
その定義を知っている方って意外に少ないと思うんですよ。
という事で、今回はパン作りに強力粉を使う理由や、強力粉と薄力粉の違いについて紹介いたします!
パン作りに強力粉を使う理由について
ふっくらとしたパン!
このふっくらとした膨らみ!
パンって、これが良いんですよねー!(*´∀`)

そう! 実は、パンをふっくらとさせる為に必要なものというのは、小麦粉に含まれているたんぱく質なんです。
このたんぱく質が少ないとうまく膨らまず美味しいパンをつくることができないんですね。
そして、このたんぱく質が多く含まれている小麦粉というのが強力粉の事なんですよ。
強力粉という名前からして、何か強い部分があるのかな?なんて思うかもしれないんですが、何が強いのかという
とグルテンの力が強いという事なんです。
グルテンっていったい何かというと、小麦の中に含まれているたんぱく質が素となっておりこのたんぱく質と水結合することでグルテンと呼ばれるものになるんです。
このグルテンは粘り気が強く弾力がある性質をもっているんです。
このグルテンがパンを作る時に、イーストから出るガスをパン生地の中に閉じ込めてくれる役割があるんです。
ガスを記事の中に閉じ込めてくれるおかげで、ふっくらと美味しいパンを作ることが出来るんですねー。(^^)
強力粉と薄力粉の違い
強力粉と薄力粉は見た目はほぼ同じような感じで、大きな違いがあるようには見えませんよね。
いやー、でもこの2つ(強力粉と薄力粉)は原料から違うんです。
薄力粉は、軟質小麦というものを原料としている小麦粉で、強力粉は硬質小麦を原料として作られた小麦粉なんです。
そして、薄力粉と強力粉の一番の違いはたんぱく質の量なんですよ。
たんぱく質が多いほうがグルテンの効果が強く、粘りが出やすいんです。
パンを作る時には、粘りがあるほうがいいため強力粉を使うんですね。
強力粉だけがいいのか?薄力粉を混ぜたほうがいいのか?
実は、パンを作る時に薄力粉を使う事もあるんですよ。
強力粉の中に一定量薄力粉を混ぜることで仕上がったパンの食感がさっくりとした軽い食感になるんです。
そのため、菓子パンを作る時には薄力粉を混ぜると美味しく作ることが出来るんです!
そして、薄力粉を混ぜることで生地の弾力が軽減され伸びやすく扱いやすい生地になるんです。
それに、大きいサイズのパンをや、折り込むパンを作る時にも薄力粉を混ぜ込んで作ることが多いんですよ。

ただ、薄力粉を混ぜすぎてしまうとグルテンの効果が弱くなり、うまく膨らまなくなってしまったり、こねにくくなってしまうということもあります。
これが重要です。
それ以上の割合になるように薄力粉を加えてしまうと、ふっくらとしたパンを作ることが出来なくなってしまいますので、気をつけてくださいね。
まとめ
強力粉と薄力粉の大きく違う点は、それぞれに含まれているたんぱく質の量です。
パンを作る時には、小麦粉に含まれるたんぱく質の量が重要となっているというのは驚きです!
せっかく手作りのパンを作るのなら、ふっくらと美味しいパンを作りたいですもんね。
薄力粉を加えて作るパンは、強力粉だけで作るパンのレシピにプラスして薄力粉を入れると失敗してしまう事もあ
るので注意が必要です!
薄力粉を混ぜて作る軽い食感のパンもとても美味しいので、割合を2~3割位にするという事に気を付けて作ってみてくださいね~。