昔からふと思ったりしていました。
それは、『自分で脇をくすぐっても、こそばくないなぁ・・』という事!
それとは逆に、他人がこそばそうとする仕草で、脇の辺りで指を動かしているのを見ただけで、なんだかこそばくなってくる!
これって何?と思った経験は、誰でもあると思うんです。
実は、そういった事を研究している方達もいるんだそうです。
という事で、今回は自分でこそばしても笑わない不思議について解明していきたいと思います。
自分で自分をくすぐってもこそばくないし笑わないのは何故?
友達同士でくすぐりあったり、子供のころにお母さんやお父さんにくすぐられて笑い転げた!なんて経験誰しもあるかと思います。
ただ、自分で自分をくすぐった時に、『こそばいよー!』なんて全然感じないですし、笑うことってないんですよね。
これ、不思議だなと思ったことはありませんか?
同じ場所を同じようにくすぐっているはずなのに、全然笑わないんですよね。
何回やっても、くすぐったい!とはならないんです。
どうしてくすぐったく感じないんでしょうか?
自分で自分をくすぐる方法って何かあるんでしょうか?
自分で自分をくすぐる方法ってあるの?
自分で自分をくすぐっても全然くすぐったくない・・・・とは言っても、実は場所によっては、くすぐったさを感じる場合もあるんです。
誰かにくすぐられてくすぐったさを感じやすい、わき腹や脇などは、逆に自分で触ってもくすぐったくはなりません。
ただ、足の裏は自分でくすぐってもくすぐったさを感じることもあるんだそうです!
う~ん・・・不思議。。。
次項で詳しく説明しますが、くすぐったさを感じるには予想外の刺激を感じた時なんですね。
わき腹や脇などは皮膚が薄いので、自分の手の動きと刺激がほぼ同時に伝わることで予想した通りの刺激だ・・・ということがすぐに脳に伝わるので、くすぐったさを感じにくいんです。
ただ、足の裏は皮が厚いので自分が触ったタイミングと身体が刺激を感じるタイミングで少しずれがあるともいわれているんです。
そのために、足の裏だけは自分でくすぐってもくすぐったさを感じることがあるといわれているんですよ。
他には、自分の手ではなくタオルや鉛筆などを使うとくすぐったさを感じることがあります。
自分の手とは違う感触から、くすぐったさを感じることもあるんですね!
身体感覚は気持ちや思考、脳に大きく影響している?
実は、くすぐったい!と感じるためには予想もしていない刺激というのが必要となってくるんです。
誰かにくすぐられるときは、どんなタイミングでどの場所をどんな強さでくすぐられるのかということはわからないですよね。
自分で自分をくすぐろうとするときは、いつくすぐられるのか、どんな風にくすぐられるのかという事がわかった状態です。
そのために、くすぐったいと感じることが無いんです。
誰かにくすぐられるときに、目隠しをした状態でやったことがあるという人もいるかと思います。
この時、くすぐるよー!と分かっている状態でも、目隠しをすることによりどれだけ離れているのか、いつ触られるのかが全く分からないですよね。
そのため、見えない状態でくすぐろうとすると、触っていない状態でもくすぐったく感じてゾクゾクすることがあるんです。
くすぐったいと感じるのは、相手との関係性もある?!
そして、くすぐったさを感じるには相手との関係性も重要となってくるんです。
自分が苦手な人にくすぐられても全然くすぐったさを感じないそうなんですよ。
これって不思議~!!
知らない人にくすぐられても、同じようにくすぐったさを感じないんです。
これは、相手に対して心を開いていないことからと言われています。
くすぐったさを感じるのは、身体感覚だけではないんですね!
そして、人の身体がくすぐったさを感じるのは防御反応の一つとも言われているんです。
脇や、首などくすぐったさを感じる場所は人の急所でもあります。
この部分をくすぐられることで、身体に危険が迫ってきている!と過剰に自律神経が反応し、笑いという表現で外に出てくるという説もあるんですよ。
色んな事を突き詰めて調べてみると、面白いなぁと思います。
脳の働きは未知の部分が多いから、脳科学者も面白いんでしょうね。
まとめ
子供たちってくすぐるとけらけら笑ってとても可愛らしいですよね!
大きくなってくると、友達同士でくすぐりあって遊ぶこともあり見ているだけでも可愛らしく楽しくなってきます!
自分で自分をくすぐるのは中々難しいですし、子供や友達同士でくすぐり合う方が楽しいので、自分自身をくすぐることは中々ないかもしれませんが、(上記の様な)発見した部分を子供達にもぜひ教えてあげてくださいね。
もしかすると、意外な発見があるかもしれませんよ!